社内の様子

2008.06.02

中央製紙(株)の不良債権発生について。

弊社が永らくお取引いただいた中央製紙株式会社(以下、同社)は5月15日に静岡地方裁判所に破産の申し立てをいたしました。

本件で弊社に発生した不良債権の総額は3,739万円となります。
弊社はただちに同社発行の約束手形を自己資金にて回収し、処理を終えております。
 
弊社は同社が創業の昭和34年以来のお取引をいただいておりまして、
近年では主要原料であるパルプを納入させていただいておりました。
 
同社経営陣とも密な関係を保ち、同社の経営状態の把握には万全を期していたつもりですが、
弊社がパルプの供給をストップすると同社の操業に大きな影響を与えるという道義的問題、
また、同社より金融機関の十分な支援を取り付けているとの報告をいただいておりましたので、
お取引を継続させていただいておりました。
 
本件が弊社の経営に与える影響は極めて軽微であることをご報告させていただきますと共に、
弊社は関連会社である芙蓉化成の設備増強による売り上げ増と新規環境関連商品の扱い増により、
対前期比、大幅な増収、増益となっております。
 
オープンでフェアーなお取引をさせていただくため、弊社は四半期毎に主要金融機関に業績報告をさせていただくと共に、ご要請により主要なビジネスパートナー様にはタイムリーに業績報告をさせていただきますので、
弊社、総務部までご連絡いただければと存じます。
 
代表取締役社長 飯田悦郎
 

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