芙蓉化成株式会社原料について
芙蓉化成株式会社で取り扱っているポリ袋。
その主原料であるポリエチレン、ポリプロピレンの性質や特徴を紹介致します。
ポリエチレン
ポリエチレンとは
ポリエチレンとはエチレンを原料に生産される合成樹脂でプラスチックの中で最も生産量が多い代表的な熱可塑性合成樹脂です。
ポリエチレンは密度によって性質や用途が異なり、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンの3種類に分類されます。
ポリエチレンの特徴・性質
- 食品用としても多く使用される
- 少ない添加物で加工が可能
- 重量が軽く、加工に適している
- 水や薬品への耐性が強い
- 電気絶縁性に優れている
- 湿度に強い
ポリエチレンの主要用途
ポリエチレンの製品は、日常の様々な用途に利用されております。
一例として以下のようなものが挙げられます。
包装袋、ラップフィルム、食品チューブ、食品容器、フィルム、電線被覆、シャンプー・リンス容器、タンク(ガソリン、灯油など)、バケツ、コンテナ、パイプ、ストレッチフィルムなど
ポリプロピレン
ポリプロピレンとは
ポリプロピレンは原油の一留分であるナフサ(粗製ガソリン)を分解精製して得られるプロピレンを原料に生産される合成樹脂です。
軽量性や耐熱性に優れており、小売する商品の包装などに汎用されています。
ポリプロピレンには、ホモポリマー、ランダムコポリマーとブロックコポリマーの3種類があり使用用途により使い分けられます。
ポリプロピレンの特徴・性質
- 耐熱性・軽量性に優れている
- 引っ張り・引き裂きに強い
- 透明度が高い
- 光沢に優れ艶がある
- 印刷時の発色が良い
- 低温状態では強度が落ちる
ポリプロピレンの主要用途
ポリプロピレンの製品は、主に食品用袋製品や包装フィルムなどに使用されており、一例として以下のようなものが挙げられます。
食品用袋製品、ストロー、自動車部品、家電部品、包装フィルム、食品容器、キャップ、トレイ、コンテナ、パレット、衣装ケース、繊維、医療器具、日用品、ごみ箱など