社内の様子
2009.02.27
ファシリーション会議
2月度の「3木勉強会」と「社長塾」は会議ファシリテーションの手法を用いて
合意形成型会議にトライしました。
3木のテーマも社長塾のテーマも弊社の基本理念について皆で考えてみようという事でした。
会議の進行役(議長)を会議ファシリテーターといい、
通常の会議進行とはほぼ正反対の方法で議論を進めていきます。
重要なことは
1.全員に発言の機会を与える。
2.言葉でやり取りするのではなく、紙に書く。
3.紙に書くという行為が論理的思考を鍛え、参加者の主体性と可能性を引き出し、紙に書いたものを類型化することによって、コミニュケーションスキルが向上するというものです。
フアシリテーターは意見を言ってはいけません、
出席者の発言の評価もしません、
話を整理することもありません、
ではどうしたらよいのでしょうか?
全く会議がまとまらないないのでは?と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。
こういう時のファシリテーターの黄金の言葉は「皆さん、どうしましょうか?」です。
つまり、自らがジャッジメントするのではなく参加者に判断してもらい、合意形成を進めていきます。
会議の雰囲気作りも大切です。
大前提として、会議は退屈なものではなく、楽しいものだと言うコンセプトがあります。
楽しい中から自由闊達な議論ができるので、テーブルにはお菓子が用意され、お菓子を食べながら話を進めます。
また、雰囲気作りのために今回の社長塾の課題図書「絆の翼」にあわせて、
CAの人形を各テーブルに置いてみました。
最後に弊社の基本理念について考えるのですが、このようなプロセスを踏んでくると、
基本理念に対する個人個人の考えがひとつの方向にまとまりやすくなると思います。
各チームから出された基本理念に「不正解」はありません。
大切なことは基本理念に対して社員全員が同じ価値観をもって仕事ができることだと考えます。