社長の一言
2023.02.24
2月
ロシアがウクライナに侵攻して早一年になります。
事態は膠着していますが、この一日、一秒の間にも、尊い人命が犠牲になっています。
1988年から1991年にソビエト社会主義共和国連邦は内部分裂をおこし、バルト三国やウクライナ、ウズベキスタなど15か国が単一の主権国家として独立を果たします。
もともとソ連自体が多民族国家で、社会主義の行き詰まりにより内部崩壊がおきたわけですが、この独立国家間でもベラルーシなどはプーチン政権とのかかわりが深く親ロシアです。
一方バルト三国やグルジア、そしてウクライナもゼレンスキーが大統領になってからEUやNATOとの結びつきを強めようとしています。
そのことが旧ソ連の復活を目論むプーチンにとっては許しがたいことになります。
独立した国家に対して、言う事を聞かなければ武力を行使するという非道は、どう転んでも正義がありません。
ましてや、犯罪者や傭兵を前線に送り込み、最後は核の脅威をちらつかせるというのは、健全な国家として体をなしていません。
平和への答えが「風に吹かれている」のでは人類は過去から何を学んだのでしょうか。