社長の一言
2023.11.13
11月
2025年大阪万国博覧会の開催に逆風が吹いています。
期日までに会場準備ができるのか、建設費が当初予算より倍に膨れ上がりそうだ、
参加国の辞退が相次ぐのではないかという懸念、問題が山積しているようです。
1970年に開催された大阪万博は多くの国民にとって夢と希望に満ちたものでした。
当時の庶民にとって海外旅行は高根の花で(1ドルは360円でした)、日本に居ながら外国にいけるワクワク感があり、
アメリカ館に展示された月の石を見るために何時間もの行列ができました。
科学技術の進歩にしてもアナログで、わかりやすい夢の技術(当時)を見、体験することができました。
万博は輝かしい日本の未来の象徴でした。
1968年日本のGDPは世界第二位となり、アメリカの雑誌「News Week」の表紙に
「Why Japan got so rich(日本はなぜこんなに裕福になれたか)というタイトルが踊りました。
失われた30年を経て今日本にタイトルをつけるのであれば「Why Japan got so poor
(日本はなぜこんなに貧乏になったのか)」とでもするのでしようか。
経済や地域の活性化か無駄化、あなたは2025年の万博に行きますか?