社長の一言
2024.03.18
3月
二人の年齢を足すと158歳になります。
次期アメリカ大統領選に臨む、バイデン現大統領とトランプ前大統領です。
アメリカの政治(議会)は民主党と共和党の二大政党です。
バイデンの民主党(リベラル)が大きな政府(政府がある程度経済活動に介入する、
高福祉・高負担)を志向するのに対してトランプの共和党(保守)は小さな政府(自由市場、民営化・規制緩和)を志向する。
したがってその支持層は大雑把に言って民主党は労働者層や人種的マイノリティー(貧しい人)、
共和党は実業家や市場を重視する層(富裕層)が多いといわれてきました。
ところが、アメリカの社会・経済の変化と共に、昨今の党の支持層は民主党が富裕層・高学歴、
共和党が労働者の支持に変わってきているそうです。
そんなことを頭に入れながらアメリカの大統領選をみると興味がわくかもしれませんが、
世界で最も影響力のあるリーダーが、自己中心的で数々の訴訟を抱える人になるか、
ご高齢で後4年間を託すにはどうしても不安の残る人になるのか、アメリカ国民にはあなた方の選択が、
ウクライナやパレスチナ、東アジアに甚大な影響があることを肝に銘じてほしいと思うのですが。