社長の一言
2024.06.19
6月
インバウンド(訪日客数)の増加が顕著です。
今年は過去最高の3300万人の外国人旅行者が来日すると予想されています。
それに伴って一部地域では日常生活に悪影響が及ぶ、オーバーツーリズムが問題となっています。
姫路市の市長が世界遺産で国宝の姫路城の入場料を外国の人は30ドル、市民は5ドルにするという、
いわゆる二重価格の検討をしたい旨のニュースがありました。
天守閣は400年以上経た木造建築のゆえに、多くの人が訪れると痛みが激しくなる。
本来市民の誇りで、憩いの場である姫路城に10年に一度しか来ない外国の人に大挙して来られると困る、という趣旨でした。
30ドルは今のレートで約4700円家族4人だったらいくらになるのでしょう。
一生に一度しか訪れることができないからこそ尊い思い出になる。
そのような場があることが市民の誇りだと私は思うのですが。
そもそも、二重価格について私は、大反対で同じものを食べて、日本人は2000円、外国人は1万円では、
ぼってる以外の何物でもないと思います。さて、短く本題。円安を何とかしないといけない。
オーバーツーリズムも物価の高騰も円安に起因するとこが大で、何より基軸通貨は国の力そのものですから。