社長の一言
2024.12.19
12月
個人的な話を横に置き、来年の世界情勢がどうなるか考えてみました。
中東シリアでは約50年間続いたアサド親子による独裁政権が打倒されましたが、この先は全く不透明です。
一向に解決しないイスラエル、パレスチナ紛争に加え、中東の火薬庫で新たなる火種がおきたと思っています。
独裁政権は恐怖政治につながり民主主義としては完全に否定されるべきものです。
しかし、独裁政権が崩壊した後こそが、多くの問題が新たに発生する歴史的事実があります。
ロシアとウクライナの戦いも終息が見通せず、世界の政治も大いに揺らいでいます。
今やG7において政権交代がおこらない国は、皮肉にも最も基盤がぜい弱であろうと思われたイタリアだけで、
わが国も石破政権がどこまで続くのでしょうか。アメリカはトランプ大統領が何をしようとするのでしょうか。
世界経済も困難な局面を迎えています。
ヨーロッパは下降局面に入り、アメリカもトランプを選択した理由の一つは経済問題です。
さらに、中国の経済後退はもはや明白となり、経済的困難が国家の維持を困難にさせます。
歴史上そのような時は対外強硬策に出ることが多くあります。ネガティヴな想定だらけ、さてどうなるか?