社長の一言

参議院選挙の投票日2日前、日本政治史における最も悲劇的な元首相の死亡に多くの国民が衝撃を受け、悲しみに包まれました。

安倍元首相の通算在職日数3188日は、歴代の首相としては最長です。

これほど長く日本のトップとして国をけん引できたのは、多くの理由はあれ国民の支持があればこそです。

在任期間中は経済が停滞したという批判はあれど、国家としての日本は安定しています。

安定し安全な国だという、警戒心のなさが安倍元首相の命を奪ったとしたら、これほど皮肉な事はないかもしれません。

長きにわたりトップが変わらないと組織にひずみが生まれるのも事実です。本人が意識しなくても、周りが自然に配慮す

る、いわゆる「忖度」です。

さて、中小企業の社長の平均在職年数は約26年といわれています。オーナー経営者が多い中小企業は会社=社長です。

「ポストが赤いのも、カラスが黒いのも」会社のすべての責任は社長にあるという意味です。

もし社長に対する忖度があるとすれば、私個人ではなく会社を良くするという思いからにしてください。