社長の一言
2023.07.19
7月
3連休に京都の祇園祭に行ってきました。
祇園祭はその準備や諸々の行事で7月約一か月間にわたって行われます。
前祭りのハイライトは17日に行われる山鉾巡行と前日の宵山です。
京都市の発表では約80万人の人出があったとのことでしたが、私の泊まったホテルは四条通に面し、
四条通りを埋め尽くした人波が、遅くまで絶えないのを見ていました。
縁日の屋台のお約束通り、焼きそばや、イカ焼き、たこ焼きなど、様々な食べ物の屋台が出ていますが、
それらを座って食べる場所がなく、多くの人が(特に若者)四条通りの中央分離帯に、腰を下ろし飲食をしています。
数キロにわたる中央分離帯も座るスペースを見つけるのが困難でした。
夜半には歩行者天国が解除されるため、屋台が引き揚げ、人もまばらになり、その後に大量のごみが残されました。
中央分離帯の植え込みはもちろん、道にも食べ物のトレーやペットボトルなどが散乱し、これは果たして片付けられるのか、
サッカーのワールドカップで称賛された日本人の品行を思うと複雑な胸中でした。
翌朝、四条通りは見事に何事もなかったようにきれいに清掃がされていました。
明け方までかけて清掃をした人たちの苦労を思い、華やかな祭りも多くの人に支えられていることを実感させられた祇園祭となりました。